
スウェーデンでは豊富な水源を利用して
電力供給量全体の45%を水力発電で供給しており、
再生可能エネルギーによる電力供給率はなんと50%にものぼります。
再生可能エネルギーとは一度使っても、短時間で再生でき、
かつ枯渇しないエネルギー資源をいいます。
北に位置するスウェーデンでは
冬のエネルギー消費がもっとも多くなるため、
熱源の確保にバイオエネルギーを用いています。
森林資源から出る余剰生産物を有効利用し、
直接燃焼による暖房や発電をおこなったり、
ペレットという家庭用固形燃料にしたりします。
このペレットは灯油よりも安価であるため
スウェーデンでの普及率は増加しています。
またスウェーデンは2010年までに脱原子力、
2020年までに脱化石燃料を目標にしています。
電力供給の割合としては原子力による電力供給量は45%、
化石燃料による供給量は5%ほどあります。
現在、脱原子力に向けて、
12基稼動していた原子力発電所のうち2基を廃止しています。
しかし、それにともなって安定した電力を供給するために、
ヨーロッパ地域から電力を輸入するという政策をとらざるを
得なくなってしまっています。
この輸入電力には原子力発電によるものも含まれるため、
矛盾を訴える批判があります。
スウェーデンにとって原子力発電は、
全体の半分近くを担う発電方法です。
それを脱することが容易ではないということが伝わってきます。
またスウェーデンでは環境教育にも力を入れており、
4歳から自然循環やゴミの分別について学びます。
スウェーデンではゴミは最終的に100種類以上に分別され
リサイクルされますが、
そのリサイクル・リユース率は日本では考えられない数字です。
環境教育の効果と、国全体でリサイクルすることが
スタンダードになっていることが分かります。
家庭ごみのリサイクル90%
空き缶のリサイクル90%
ガラスビンのリユース99%
ペットボトルのリユース97%
紙(新聞・雑誌・普通の紙)85%
自動車85%
またゴミの廃棄は50年前からすでに有料化されており、
国民レベルでゴミを減らす努力をしてきたことが
高いリサイクル・リユース率となってあらわれています。
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