
ドイツでは国民の3/4が脱原子力発電に賛成したこと、
重大な事故の危険性が高いことを理由に脱原子力を決断しています。
原子力発電は二酸化炭素の排出が少なく、
環境保護の観点から見ても有用だという意見もありますが、
万が一事故が起こった場合の環境汚染やプルトニウムの処理など、
長い目でみれば脱原発は環境負荷を減少させることになるでしょう。
また脱原子力発電をすれば、当然代替エネルギーが必要になるので、
環境負荷の少ないエネルギー開発が促されることも予想できます。
ドイツ政府は太陽エネルギーを重要視しており、
ソーラー技術の開発には力を入れています。
10万戸にソーラーパネルの設置を促すプログラムを実施し、
設備の設置や拡充する際には補助金をだすことで、
すでにこのプログラムは目標を達成しています。
しかし、ドイツは日照時間が短く、日照角度も低いため、
実は太陽発電には向かない国なのです。
ですが、ドイツの技術をもって、
これをより太陽光の強い国に設置すれば、
より良い効果が得られるでしょう。
またドイツは風力発電大国であり、
世界の風力発電量のうち1/3がドイツに集中しています。
しかし、発電機が風景を台無しにするという意見があり、
保護価値の高い地域での発電機の設置は禁止しています。
日本でも風力発電機による騒音被害が問題になっていますね。
そこでドイツでは、多くの発電機を廃棄物処理場や埋立地近くに
設置するようにしているのです。
廃棄物処理場というのは、比較的高地に存在するため風力は強く、
保護価値も低いので、風力発電にはうってつけの場所ですね。
またドイツはリサイクルにも力を入れており、
飲み物の入れ物にはリサイクルにもっとも適したガラスビンを
主流に使用しています。
さらに、ほとんどのガラスビンにはビン自体に預かり金が
かけられており、飲み物の料金に上乗せされています。
ビンを返却することで、その預かり金が戻ってくるシステムを
とっています。
ビンの返却はスーパーや、自動でできる機械もあります。
またドイツでは自転車の利用が増えています。
逆に自動車の利用が減っているようです。
ドイツの移動手段全体のうち、なんと30%が自転車です。
自転車は、環境に負荷を与えないエコな乗り物ですが、
行動範囲がどうしても狭くなってしまうのが欠点ですね。
しかしドイツでは、自転車をのせることができる鉄道があり、
自転車のままでも遠出することが可能になっています。
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